まとまり日記

私はこういうときでも自分がいじけなかったこと、力むことなくそういう風に育ったのが母への感謝なのである。これは大きかった。恥ずかしさの容量が大きいのは強いのだ。見栄を張らないで生きること、これは何よりも大きな糧である。(森信雄)

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

分析哲学を理解するには意外と訓練がいる

科学や不平等について書かれた某本の訳文についての議論を見た(訳本を批判するのが主題ではないので、訳書にはリンクしません)。そこでの指摘を見る限り、訳の問題には、予備校でやるような英文読解の問題もあったが、哲学のカルチャーや術語の重みがうま…

分類学のたそがれ

「分類学のたそがれ」(A Fading Field)という記事がThe Scientistにのっていた(無料の登録が必要)。要約すると、このような感じだ。 生物学の中で伝統的な分類学は終焉を迎えつつある。生物系の学生の中で伝統的な分類学に対する興味が薄れつつあり、大学…