まとまり日記

私はこういうときでも自分がいじけなかったこと、力むことなくそういう風に育ったのが母への感謝なのである。これは大きかった。恥ずかしさの容量が大きいのは強いのだ。見栄を張らないで生きること、これは何よりも大きな糧である。(森信雄)

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

プライアーの哲学論文の書き方(2)

知の祭典からの逃避二回目です(第一回目はこちら)。[追記:三回目はこちら。そして第四回(最終回)。]。今回はドラフトの書き方の前半。目次はこちら: 哲学の論文とは何をするものなのか 論文を書くときの三つの段階 初期段階 ドラフトを書く[きょうは…

プライアーの哲学論文の書き方(1)

わたしの住んでいるところではおとついからスポーツの祭典が始まっているわけだが、わたしの周りではその前から知の祭典、つまり採点の祭典が執り行われている。この知の祭典には、スポーツの祭典とは異なり、祭典の参加者がだんだん飽きてくるという特徴が…

コリン・パウエルの60パーセント・ルール

コリン・パウエルは昨年の米大統領選挙の最終盤でオバマ支持を表明したが、その意志決定の背後にあったであろう意志決定についての経験則。 コリン・パウエルには、[決断をする際に]自分で用いる連続的スケールをもっている。このスケールは時間と情報に基…

哲学雑誌ランキング続き

前回のエントリの続き。このブログでは、いろんな雑誌の情報を前回のエントリで紹介したのよりも細かい観点から調べている。公式のものではなくてブログ読者などからのアンケートを元にしているので、信頼性は落ちるが、ある程度の参考にはなる。アンケート…

哲学雑誌ランキング

欧州科学財団(ESF)による英米の哲学雑誌のランキング表を見つけたので紹介(ここやここ経由。)。もちろんこうしたものに完全なランキングというのはないのだが、いろいろとおもしろい。ランキング表は長いので、たたんであります。下をクリックしてくださ…