まとまり日記

私はこういうときでも自分がいじけなかったこと、力むことなくそういう風に育ったのが母への感謝なのである。これは大きかった。恥ずかしさの容量が大きいのは強いのだ。見栄を張らないで生きること、これは何よりも大きな糧である。(森信雄)

冗談と哲学

正月休みの間に留学時に

Plato and a Platypus Walk into a Bar . . .: Understanding Philosophy Through Jokes

Plato and a Platypus Walk into a Bar . . .: Understanding Philosophy Through Jokes

という本をもらって読んだときのメモが出てきた。この本は哲学に関するジョーク集でまあまあおもしろかった記憶がある。ということでそのうちいくつかを翻訳して紹介(なお下ネタがあるので注意)。

自然史博物館で旅行者が恐竜の骨に驚いている。旅行者の一人が警備員に尋ねた。「この骨はどのくらい前のものですか?」

警備員の答えは、「それは300万4年6ヶ月前です」。

「すごくきっちりわかるものですね」と旅行者は言った。「どうしてそんな正確にわかるのですか?」

警備員は言った「ええ、私がここで働き始めたときその骨は300万年前のものでした。で、それが4年6ヶ月前なんです」。

もしあなたがアイスクリームをもっていたら、それをあなたに与えよう。もしアイスクリームをもっていなかったら、あなたからそれをとりあげよう。それはアイスクリームコアン(koan)である。

「象って何で大きいの?何で灰色なの?何でしわしわなの?」

「だって、もしちっちゃくて、白くて、丸かったら、ゾウがアスピリンになっちゃうだろ」

楽観主義者はこの世界があらゆる可能世界の中で最善のものだと考える。悲観主義者はそれが正しいことをおそれる。

なぞなぞ:男が自分の息子がひどい自転車事故にあったのを目撃した。男は息子の体を抱きかかえ、車の後部に乗せ、救急室へ急いで運んだ。子どもが手術室に運ばれると、外科医は言った「オー・マイ・ゴッド、私の息子だわ!」→どうしてこんなことがあり得るか?

(これは昔は成立したが今は成立しないなぞなぞである)

ある女性が夫が行方不明になったと警察に届け出た。夫の外見を尋ねると、彼女は「夫は6フィート3インチで、たくましくて、髪は太いカーリーヘアです」という。彼女の友達は言った。「何いってんの? あなたの夫は5フィート4インチで、ハゲてて、太鼓腹じゃない」。すると彼女は言った。「そんな人、誰が戻ってきてほしいのよ」。

警察「奥さん、われわれはあなたの本当の旦那さんに対応するような説明がいただきたいのです」。

女性の返事は「対応ですって?対応なんてどうでもいいのよ。真理は認識論的基準だけで決まるんじゃないわ。だってそうした基準がまともかどうかは私たちがもってる目標や価値と別々に決められるものじゃないから。つまり、結局のところ、真理っていうのはわれわれを満足させるもので、確かなのは、夫はそれをできなかったっていうこと。」

モーティが帰宅すると妻と彼の親友ルーが一緒に裸でベッドにいた。

モーティがなにか言おうとするとルーがベッドから飛び出て言った「まだ何も言わないで。友よ、君はどっちを信じるんだ、ぼくの言うことと自分の目と?」

90才の男が医師を訪れ言った「先生、私の19才の妻が妊娠したのです。」

医師は言った。「こういう話しがあります。男が狩りに行きました。でも間違えて銃の変わりに傘を持って行ってしまった。熊が突如現れ彼を襲ったとき、彼は傘を取り出し、熊を攻撃し、殺しました。」

男は言いました「ありえない。誰かがその熊を撃ったに違いない」。医師は言いました。「そう、それがまさに私の言いたいことなんです!」